ここ野沢温泉は観光地の温泉場と異なり、
この地に暮らす村人の温もりに満ちた
独特の雰囲気と情緒が漂います。
明治二年創業。以来百五十年を超えて
天然記念物「麻釜の噴湯」の傍、
外湯巡りにも便利、且つ閑静な恵まれた立地に佇む、
1日10組様限定の小さな湯宿です。
敷地内2カ所から自噴する90℃の源泉を、
風で冷まし適温にして、湯船にかけ流しております。
鮮度、純度の高い源泉は無色透明で
仄かに硫黄の香りがします。
お部屋毎に、広さ・設え・眺望・趣きが異なる11の客室。
各お部屋についての詳細は上部メニューのROOMからご覧ください。
客室「白露」 本館2階
客室「紫陽花」 本館2階
客室「湯の香」 本館3階
客室「紅葉」 本館3階
客室「飯綱」 本館3階
客室「妙高」 本館3階
客室「朝霧」 別館3階
館内位置図
11室の客室は、渡り廊下で結ばれる本館・別館のそれぞれに位置しています。
■ お部屋の位置について
三世代、ご家族、ご友人同士などで複数の部屋をご予約頂く際
お近くのお部屋をご希望でしたら、ぜひ上の画像をご参照のうえご予約ください。
本館・別館は、本館2階と別館1階を結ぶ渡り廊下にて繋がっております。
■ お部屋について
すべてのお部屋に冷蔵庫・テレビ・空気清浄機・湯沸かしポット・ウォシュレット付きトイレがあります。
■ 特徴
お風呂付き(温泉ではありません)のお部屋をご希望の場合 → 夕映、若菜
和洋室(ベッド付)のお部屋をご希望の場合 → 飯綱・紫陽花・白露・朝霧・早蕨・夕映・若菜
(1室3名様以上でご利用の際、エキストラベッドは「布団」を追加させて頂きます。)
お布団でお休みになられたい場合 → 湯の香・紅葉・妙高
麻釜通りに面したお部屋をご希望の場合 → 湯の香・紅葉・妙高・紫陽花・白露
遠方(山々など)が望めるお部屋をご希望の場合 → 妙高・戸隠・夕映・若菜・早蕨
お年を召した方、御足の悪い方と同行される場合 → 紫陽花・白露
(階段利用は必須ですが、玄関、お風呂、食事処への移動距離が短いです。)
お願い
館内にエレベータなどの昇降設備はございません。
客室は全て2階以上に位置している為、階段のご利用が必須となります。
また、別館は、玄関・温泉のある本館の奥に位置し、
本館2階と別館1階が渡り廊下で結ばれております。
玄関・温泉からは移動の多い場所になります旨ご承知おき下さいませ。
豊かな自然が広がるここ、信州の大地。
ブナの森に降る多量の天然雪、山から湧き出る良質な水。
雪解け水流れる清流、肥沃な大地、昼夜の寒暖差。
自然の恵に育まれた「幸」を用いて、
旅情を大切にした、この地この時ならではの味覚。
「旬」の会席料理と「地」の郷土料理。
食事は「個室の御食事処」でお召し上がり頂きます。
熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいままで。
出来立ての一番美味しい状態でお召し上がりいただける様、
お食事の進み具合に合わせ、
出来立てをお席へお持ちいたします。
季節の彩り豊かな前菜。
「水」の恵み、信州サーモン。
「地」の恵み、信州牛。
江戸時代からこの地に伝わる郷土料理『取り回し鉢』。
野沢菜漬け発祥の地。
本場の野沢菜は味の濃厚さ、甘み、みずみずしさが違います。
当地の地酒「水尾」
写真は料理例となります、実際の献立につきましては、季節や仕入れ状況により変わります。ご了承ください。
村の台所とも称される源泉「麻釜」
そして、温泉街に点在する13ヵ所の共同浴場は、
江戸時代から守り続けられてきた、村人達の共有財産。
細い路地、石畳、坂道、水路、丸いポスト。
春から秋は、浴衣に着替えて、下駄履きで、
雪降る冬は、手袋をして、長靴で。
地図を片手に温泉街を巡り歩く。