御花は7000坪の敷地全体が国指定名勝の文化財であり、約400年の歴史を受け継ぎ現在も藩主の末裔が営むお屋敷です。
柳川藩主立花家に伝来した妖怪絵巻、「芸州武太夫物語絵巻」。江戸時代の日本で大ブームを起こしたこの妖怪絵巻から着想を得て、御花では毎年妖怪、夏にだけ現れる妖怪ルームが登場します。
■御花の夏のアートイベント 奇怪夜行について
八女市で提灯をつくり続ける「伊藤権次郎商店」が生み出す「妖怪提灯」。約300年の歴史を誇り、今も柳川藩主 の末裔が守り続ける「柳川藩主立花邸 御花」の文化財。
伊藤さんの今までつくってきた妖怪提灯と立花家に伝わる妖怪の絵巻物から着想し、この展覧会のためにつくられた提灯や未発表の作品なども特別に展示するアートイベントです。
奇怪夜行2025年日程
8月15日(金)~17日(日)、22日(金)~24日(日)【計6日間】
※妖怪ルームは、イベント期間外も含む7月15日〜8月31日までお楽しみいただけます。
妖怪ルームとは
夏のイベント「奇怪夜行」で登場する、伊藤権次郎商店の妖怪提灯は全ての工程が手作業で工芸性が高く、今にも動き出しそうな妖怪たちが描かれているのが特徴。
そんな夏の夜、妖怪提灯が不気味に灯る特別仕様の客室で一夜を過ごす体験をお届けします。大小様々な提灯を楽しむ夜をお届けいたします。
「日本の妖怪」をテーマにした書籍
妖怪ルームには、「日本の妖怪」をテーマにした書籍がずらりと並びます。選書を手がけたのは、株式会社ひらくが運営する“本との新たな出会い“をコンセプトに掲げる書店「文喫 福岡天神」。
日本各地に伝わる妖怪たちの物語を、文化財の宿で静かに味わう、特別な夜をお楽しみください。
おどろおどろしいお部屋のしつらえ
併せて妖怪が描かれた掛け軸、床間にはおどろおどろしい花が生けられる等、妖怪仕様のしつらえも楽しめます。
100年長持ちする“使う工芸品”「渋うちわ」を1部屋に1つプレゼント。
100年長持ちする“使う工芸品”「渋うちわ」を1つプレゼントいたします。立花家に伝来した妖怪絵巻の一コマが描かれています。
(館内案内)100年後につなぎたいもの 毎日16時30分〜
立花家はなぜ、約400年前から現在に至るまで柳川を愛し続けているのか。
御花のスタッフと共に文化財をめぐり、一つの家がつないできた文化や歴史・想いに触れる体験をお届けいたします。
立花家が受け継いできた歴史を食で楽しむ「夕食」
私たちが目指していることは皆様の「永遠の心のよりどころ」となること。
時代を経ても、食べ続けられてきた、そしてこれら100年後も食べ続けたいと思う日本の朝ごはんを表現しています。
ブックラウンジ
御花にお越しいただいたからこそ読みたい、文化財で楽しみたい読書を提供するため、ブックラウンジにさまざまな本をご用意しております。
大広間ラウンジ 19:00~23:00(※奇怪夜行イベント開催中:8月15日(金)~17日(日)、22日(金)~24日(日)はイベント会場になります)
壮大な黒松が美しい松濤園。夜しか見ることのできない日本庭園をフリードリンクと共にお楽しみいただけます。(ドリンクはロビーにご用意しております)
お殿様が楽しんでいたようにお客様にも。
ご朝食 7:30〜10:00
私たちが目指していることは皆様の「永遠の心のよりどころ」となること。
時代を経ても、食べ続けられてきた、そしてこれら100年後も食べ続けたいと思う日本の朝ごはんを表現しています。
朝のコーヒーラウンジ 6:00〜11:00
ロビーにて朝のドリンクをご自由にご利用いただけます。朝のお散歩帰りやご朝食後などにご利用ください。
立花家史料館見学
敷地内にある国宝1点、そして福岡県の半分の重要文化財を保有している史料館、立花家史料館では、立花家が約400年もの間大切に受け継いできた大名道具や伯爵家の品々をご覧いただけます。