そのむかし若林城の城下町として栄えた南材木町。仙台の城下町の玄関口としても機能を果たしていました。入り口だからこそ、人や物だけでなく時代が行き交ったこのまち。そこにはさまざまな文化が共存し認め合う心地よい空気が、当時から新しさと懐かしさを交差させていました。
多様な文化が織りなすまちに賑やかに佇んでいた針惣。仙台空襲を免れたことにより、当時仙台市内に枯渇していた宿泊施設を開業。有数の宿泊施設として数多くの政治家や文化人が時間を過ごす一方、学生達の合宿所、そして地域の宴会場としても活用されていました。様々な人達が交差し、利用する旅館として多様性が根付く運営が生まれた原点です。1987年に一時閉業しましたが、遠い昔から続く新しさを招き、受け入れる文化の継承により複合施設として復活。2024年10月に新しいスタートをきりました。
宿 HARISO
レストラン yosemite
パティスリー oxido
HARISO
多様性が認められるようになった昨今。針惣旅館の長い歴史の中で、多様な文化が集まり交差することは当たり前でありながら大切に受け継がれてきた光景です。
様々な人が持つ目的や感情、そして想いが交差することで丁寧に時をつむいでいくことができる。
そんな場所であり続けるために、宿以外にもレストラン・パティスリー、そしてシーズン毎に入れ替わる期間限定ショップ、その各々の入口から大切なみなさまとの出会いをお待ちしております。
歴史、カルチャー、まち、そこに住む人々。
全てが互いに交差して、予想できない地図を生む。
ここはむかしをそばに置き、
いまを愉しむところ。
むかしから重ねてきた確かな価値の中に、
新しい風が交じりあい魅力が増していく。
その交差が、
あなたの心をきっと豊かさへと誘います。
明治から残る家屋で生まれたレストランとパティスリー。
昭和の文化人が愛した客室で過ごす宿。
このひと時があなたにとって
時をつむぐ瞬間でありますように。
ようこそ、HARISOへ。