沖縄本島北部に位置する車で渡れる離島、屋我地島。島を彩るのは一面に広がるさとうきび畑の鮮やかな緑と、静かな波がひたひたと寄せては返す透き通った内浦の青い海。まるで時間が止まったかのようなこの場所に、空気感をそのまま感じられる心安らぐお部屋をご用意しました。
民宿 屋我地荘からhotel 屋我地荘へ。
前オーナー夫妻が民宿 屋我地荘を創業したのは沖縄が海洋万博に湧く年、1975年。この時機に創業した宿泊施設は多いがそれから40年以上も営業していた施設はそう多くはない。それは前オーナー夫妻の想いとそれを支えるリピーターの存在があったから。
「儲からなくてもここで宿をやっているのが本当に楽しいの。」ほとんど宿をひとりで切り盛りしていたお母さんが当時ある雑誌でそう答えていた。
hotel 屋我地荘は、前施設の創業から50年の節目となる2025年1月、歴史が息づく温もりと、現代の快適さを融合させ全面リニューアルオープンしました。
静けさに包まれた早朝、hotel屋我地荘の目の前に広がる済井出の浜に、ひとりの旅人が戻ってきました。それは、長い旅路を経てこの地にたどり着いた海亀。
朝焼けに染まる砂浜をゆっくりと進みながら、未来へと命を託していくその姿は、
言葉を超えて、私たちの心に深く響きました。
人の手が届きすぎず、自然が自然のままに息づくこの浜だからこそ、こうした尊い営みが今も静かに繰り返されています。
この小さな奇跡に立ち会えたこと、そして自然と寄り添いながら生きることの尊さを、あらためて教えてくれた朝でした。
どうか皆さまにも、屋我地島で心静かに自然と向き合う、特別な時間が訪れますように。
喧騒から離れ、心も体も解き放たれる癒しの隠れ家。
信号のない静寂の島では、穏やかな波音、青く広がる空、そして透き通る海が、日常の疲れを忘れさせてくれます。
朝の陽光、夕焼けの輝き、夜の月明かり、そして驚くほどの星々の数。島に注ぐ光と最小限の灯りだけで過ごしてみてください。優しい島風と深い静寂に包まれ、あなただけの特別な癒しがここにあります。
ロビーラウンジ Chill at hotel 屋我地荘