製材所・正倉・FIL・喫茶竹の熊を巡る体験
阿蘇・南小国町。
山に囲まれたこの土地では、森と人の関係が近く、
木は素材としてだけでなく、暮らしの一部として存在しています。
この体験は、座って学ぶものではありません。
60年続く製材所、恵みをたくわえる竹の熊 正倉、
人と自然の関係を強めるFILのものづくりの考え方、
そして、それらを日常につなぐ場としての喫茶竹の熊。
それぞれの場所を実際に巡りながら、
一本の木がどのように扱われ、形を変え、
暮らしの中に現れていくのかを辿っていきます。
森の話、製材の現場、建築としての正倉。
それぞれは独立した場所でありながら、
ひとつの循環の中で、静かにつながっています。
FIL STOREの様子
FILは、阿蘇の森とともに生きる中で生まれた、
ものづくりの考え方です。
木を使い切ること、手をかけすぎないこと、
時間とともに変化していくことを前提に、
人と自然の関係が少しずつ近づいていくような実践を続けています。
この体験では、製品そのものではなく、
そうした考え方が現場や暮らしの中に
どのように息づいているのかを辿ります。
喫茶竹の熊の水庭
喫茶竹の熊は、森やものづくりの現場と、
日々の暮らしとをつなぐための、ひらかれた場所です。
特別な体験を用意するのではなく、
ふらりと立ち寄り、飲み物を口にし、
それぞれの時間を過ごすことができる場として続いています。
この場所があることで、
森や建築、ものづくりが、
日常の風景として自然に重なっていきます。
穴井木材工場の様子
専門的な解説や、決まったプログラムは設けていません。
その日の天候や参加される方に合わせて、
歩く速さや立ち止まる場所、話す内容も自然に変わっていきます。
木や建築、ものづくりに関心のある方はもちろん、
普段の暮らしを少し違う角度から見てみたい方にも、
静かな気づきのある時間になるはずです。