A&A LIAM FUJI
Artist-comment|リアム ギリック
真鍋淑郎は1931年に愛媛県の四国中央市に生まれました。
真鍋は同僚の研究者とともに、地上から成層圏までのあらゆる地点に適応可能な気候モデルを生成するための最適な方法を模索していました。
1964年から1967年の間に書かれた論文の数々では、これらのプロセスを理解するのに必要な気象学的方程式が導き出されています。
私たちが作り上げる岡山の家は真鍋へのオマージュであり、彼の多大なる貢献への敬意を示すものです。
マウントフジアーキテクツスタジオとのコラボレーションはいわゆる「パラレルプレイ」 (発達心理学的にいう「平行遊び」)という形をとっています。
彼らは私との話し合いをベースに建物の構造や詳細を設計し、そのファサードに私が真鍋淑郎の研究成果としての数式を加えました。
真鍋の考えを反映するかのように、建物はシンプルであると同時に複雑でもあります。ファサードの方程式は数学という国境の無い、普遍的な言語を用いています。
家というものは彫刻ではありません。私たちは人々が考え、眠り、生活をする場所を作ることを目標に掲げてきました。
この「家」は建築家とアーティストが手を取り合い、地域の文脈やグローバルな問題について同時に考えることによって構築されたのです。
Artist-comment|原田真宏 マウントフジアーキテクツスタジオ
「迷うこと」に関心があります。
いや、建築は明快な論理や構造で揺るぎなく存在すべき「迷いのない」ものの代表なのですが、その迷いのなさゆえの、なにか根本的な都合の悪さが、最近、目立ってきているように思うのです。
例えば、変化し続ける状況の中、迷いなく進行し続ける巨大建築プロジェクトの危険さは、昨今、社会から問題として認識されつつありますし、
また、迷いなく自己完結した堅牢な建築のシステムが、様々な文化の多様性や、将来の予測し得ない人々の参与を除外していることは、多方面から指摘されている通りです。
僕は建築に「迷い」を取り戻したいと考えています。
迷うことによって企図する者の内部でデザインは自己完結せず、世界に向かって開き始めます。
リアム・ギリックの巨大なテキストは社会の確信(/盲信)を揺らがせ思考させる、つまり迷わせるトリガーです。こ
れとともに作動する建築的な「迷い」の要素を、プロセスに、そしてデザインのアウトプットに仕込んでいくことを、目論みました。
具体的には岡山名産の巨大な集成材であるCLTを田の字に組んだフレームを用意する。これをズラしながら三段積むことで、立体的で複雑な経路網が折り畳まれた「迷いの空間体」を生み出しています。
幼少期以来、久しく味わっていない「迷い」や、その時立ち現れてくる世界の感覚を思い起こして頂ければ幸いです。
真鍋淑郎の数式に囲まれたベッドルーム
立体的で複雑な経路網が折り畳まれた「迷いの空間体」
階段を上り下りした先にあるバスルーム
岡山名産の巨大な集成材であるCLTを田の字に組んだフレームの一部
A&A LIAM FUJI
1F|65.206平米 2F|39.370平米 3F|41.647平米
リビングルーム、寝室×2、キッチン、
シャワールーム、シャワールーム、
小さなバルコニー
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アクセス
岡山県岡山市北区出石町
お部屋の住所
岡山県岡山市北区天神町9-2-1
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