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泊丸

香川県・丸亀市

丸亀に、ひと晩身を置く

街に浮遊し、街に停泊する宿

香川県丸亀市にある、三室だけの小さな宿「泊丸」。


美術館で作品を見たあと、街を歩く。
気になった店の扉を開ける。
夕食をとり、少し遠回りをして、夜の道を宿へ戻る。


部屋では作品を眺めたり、本を読んだり、何もせずに過ごしたりする。
やがて眠り、朝になる。
昨日とは少し違って見える丸亀を、もう一度歩いてみる。


泊丸が大切にしているのは、宿の中だけで完結する滞在ではありません。


旅の途中、この街にひと晩だけ錨を下ろすこと。

知らない土地の時間に身体を預け、いつもより少しゆっくりと、風景や作品、自分自身を見ること。


街を歩いた時間も、立ち止まった場所も、部屋で過ごした夜も…丸亀で起こるそのすべてを、ひとつの「滞在」と考えています。


丸亀を通り過ぎず、歩いてみる

瀬戸内に面した丸亀には、城下町として積み重ねられてきた時間と、現代のアートや文化、そして今も続く人々の日常があります。


丸亀駅を出て、商店街を抜ける。

店先から聞こえる音。
港から路地を抜けてくる風。

古い建物の壁。
建物の隙間から、ふいに姿を見せる丸亀城。


昼から夕方へ。

夕方から夜へ。


歩いているだけで、街の輪郭は少しずつ変わっていきます。


目的地と目的地のあいだをただ効率よく巡るのではなく、気になる道へ入り、ふと目に留まったものの前で立ち止まる。


街を観光の背景として眺めるのではなく、少しだけその日常に身を置いてみる。

宿のチェックインよりも前から、泊丸での滞在は始まっています。

美術館のあとに残る時間

丸亀駅前には、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館があります。


作品を見たあとに残るものは、いつも言葉になるとは限りません。


印象に残った色。
目で追い続けた線。

形や空白。

理由は分からないけれど、身体のどこかに残っているもの。


美術館を出て、街を歩く。


やがて泊丸に辿り着き、部屋に置かれた作品と同じ時間を過ごす。

椅子に腰掛ける。

何も考えずにいる。

眠る。


そして朝になって、昨日見たものをもう一度思い出す。


鑑賞と日常の間にひと晩の時間を置くことで、見たものがゆっくりと身体に沈み、少し違う輪郭を持ちはじめることがあります。


泊丸は、アートを説明するための宿ではありません。

作品を見たあとの余韻を、余韻のまま抱えたまま、夜を過ごせる場所でありたいと考えています。

古い建物に、時間を重ねる

泊丸があるのは、長く丸亀の街の時間を受け継いできた鉄筋コンクリートの建物です。


壁に残る傷。
均一ではないコンクリート。

鉄や木の手触り。
窓から差し込み、時間とともに移動していく光。


それらを新しい仕上げで覆い隠すのではなく、この建物が過ごしてきた時間として受け止め、空間の一部に残しています。


新しいものを過剰に加えるのではなく、すでにここにあるものを見つめ、関係を編み直す。

アートや家具も、建物の素材や光と結びつきながら、それぞれの場所に置かれています。


完成しすぎた場所には、ときに入り込む隙間がありません。

泊丸には、少しだけ未完成なところがあります。


訪れた人の時間や記憶が入り込める余白を残すこと。

その余白もまた、泊丸を形づくる大切な要素です。

三つの客室、三つの舷窓

泊丸には、それぞれ異なる表情を持つ三つの客室があります。


舷窓とは、船の側面に設けられた小さな窓のこと。


そこから見えるのは、世界のすべてではありません。


限られた枠の中に海や街の一部が切り取られることで、普段なら見過ごしてしまう光や風景が、かえって強く意識されます。


泊丸の三つの客室もまた、丸亀を見るための、小さな舷窓のような場所です。

□(Shikaku)の窓からは、街の形や人の気配を。

△(Sankaku)では、光や音が交わりながら変化していく時間を。

◯(Maru)では、空へと開いた窓の下で、内と外がゆるやかにつながる感覚を。


それぞれの部屋には、その場所に合わせて作品や家具を配しました。


本を読む。
作品を眺める。
旅の記録を書く。
椅子に座り、何もせずに過ごす。


眠るためだけの部屋ではなく、外へ向いていた感覚を、ゆっくり自分へ戻していくための場所。

三つの舷窓から、それぞれの丸亀を眺めてください。

夕食は、丸亀の街へ

泊丸では、宿の中ですべてを完結させることを目指していません。


夕方になったら外へ出る。

暖簾をくぐって一杯飲む。

地元の人が集まる店で夕食をとる。

帰り道、もう一軒だけ寄る。

朝になれば、少し早く起きて、うどんを食べに歩く。

予定していた店ではなく、道の途中で見つけた場所に入ってみるのもいいでしょう。


泊丸では、丸亀の街そのものを、大きなダイニングやラウンジのように捉えています。


その日の気分や過ごし方に合わせて、地域のお店や街の歩き方もご案内します。


旅の記憶に残るのは、有名な場所の数だけではありません。

どこで足を止めたのか。

何を食べたのか。

誰と話したのか。

帰り道に何を見たのか。


宿の外で過ごした時間も含めて、一つの滞在として持ち帰っていただけたらと思います。

観光から、感行へ

「観光」という言葉には、光を見る、と書きます。

泊丸ではそこからもう少しだけ視線を広げて、土地を身体で感じながら歩くことを「感行」と呼んでいます。


最初に聞こえた音。
長く見ていたもの。
風が強くなった場所。
立ち止まった理由。
予定を変更した瞬間。
その日に食べたもの。


名所ではないのに、旅から帰ったあと、何度も思い出す景色があります。


いつもなら通り過ぎるものに、少しだけ目を向けてみる。

それだけで、同じ街の中から、自分だけが見つけた丸亀が現れるかもしれません。

こんな旅を求める方へ

何もしない夜を、旅の中に。


泊丸は、豪華なサービスや、館内ですべてが揃う宿ではありません。


美術館やギャラリーを目当てに旅をする人。

建築やデザインが好きな人。

知らない街の店を歩いてみたい人。

作品を見たあと、少し長くその余韻の中にいたい人。

一人で静かに過ごす時間を持ちたい人。


そんな人に、この場所を選んでもらえたらと思っています。


街を歩くこと。

作品を見ること。

古い建物に残る時間に触れること。

そして、夜になったら何もしないこと。


予定でいっぱいにしない時間もまた、旅の一部です。


知らない土地に少しだけ身体を預けて、その日に起こることに少しだけ身を委ねてみたい方へ。


泊丸は、そんな旅のための小さな停泊地です。

まだ到着していない、あなたへ

泊丸は、完成した建物として、突然この街に置かれた宿ではありません。


丸亀という土地。

そこに積み重なってきた時間。

美術館と作品。

古い建物。

商店街や飲食店。

この街で暮らし、働く人たち。


すでにここにあったものを受け取り、その間に新しい関係をつくりながら、泊丸は生まれました。

そしてこれから、訪れる人の時間が重なっていきます。


まだ見たことのない街を想像することも、旅の一部です。


三室だけの小さな宿で、丸亀にひと晩、身を置いてみる。


どんな道を歩き、どんな景色の前で立ち止まり、どんな夜を過ごすのか。

その舷窓の向こうに見える景色は、まだ決まっていません。


泊丸の次の記録は、ここを訪れるあなたの時間から始まります。

施設情報

施設名

泊丸

メールアドレス

tomaru@marugame-kikaku.co.jp

電話番号

090-1251-9904

SNS

アクセス

香川県丸亀市本町20-1

留意事項

チェックイン・アウト

チェックイン

16:00 ~ 24:00

チェックアウト

~11:00

ポリシー

キャンセルポリシー

3日前:税込料金の100%7日前:税込料金の50%8日前:税込料金の0%

キッズポリシー

0〜6歳:大人料金の0%

添い寝の場合

0〜6歳:大人料金の0%の料金

施設設備・サービス

お部屋の設備・アメニティ

アメニティ / 設備 / バスルーム

歯ブラシ
スリッパ
Wi-Fi
ドライヤー
他15項目

施設設備・サービス

共用エリア

ラウンジ
Wi-Fi

施設に関する注意事項

チェックイン・チェックアウトの時間を教えてください。
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子どもも宿泊できますか?
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ペットと一緒に宿泊できますか?
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