聖地・高野山へ向かう参詣道「槇尾道」の途中に、
かつて宿場町として栄えた「椎出」というまちがあります。
今でも当時の歴史を色濃く残す、自然豊かなこのまちに誕生したのが
「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI」です。
高野山へ向かう参詣客を運ぶために大正14年に開業した
南海高野線「高野下駅」をリノベーションした、関西初の駅舎ホテル。
開業当時の柱や扉がそのまま残っているなど、
新しく洗練されたデザインの中にも歴史を感じられる空間になっています。
駅係員の宿直室をリノベーションした客室「高野」は
ダブルベッドが2台並ぶ広々とした空間で、ゆったりと過ごしていただけるお部屋です。
つり革や網棚、無線受話器など、様々な鉄道部品が客室に散りばめられています。
客室の窓はトンネルから現れる列車を撮影できる特等席です。
乗務員の休憩室をリノベーションした客室「天空」は
線路やホームにより近く、臨場感を堪能できるお部屋になっています。
内装として使われている運転台のメーターや椅子など、
普段見ることのできない鉄道部品には大人も子供も心が躍ります。
休憩室時代のまま残る注意喚起のステッカーにもご注目。
アメニティの1つとしてご用意しているのは
隣駅「九度山駅」に併設する「おむすびスタンド くど」の朝食無料チケットと
「高野下駅-九度山駅」間の往復きっぷ。
「ごはんは九度山でどうぞ」のメッセージが印刷された特別製のきっぷは
記念に持って帰るのもよし。