多くの人に愛され、惜しまれつつも、運行廃止となって姿を消した寝台列車「北斗星」。寝台列車で旅をしたワクワク感や懐かしさを思い出す場として、馬喰町に蘇りました。
当時の寝台列車は移動手段の一つだけではなく、旅人達の交流の場でした。たまたま乗り合わせた旅人どうし旅の思い出を語り合い、同じ時間を共に過ごす仲間となります。そんな出会いをより多くの人に届けたいという思いからTrain Hostel北斗星は2016年12月より、新たに出発いたしました。
部屋はドミトリー(相部屋)と半個室があり、2段ベッドや個室寝台の一部実写パーツを内装に再利用し、限られたスペースの中でも細部にまでこだわった空間を実現しています。
館内の各所にはベッドをはじめ、寝台列車「北斗星」で実際に使われていた内装が施されており、寝台列車に乗車している気分を味わえます。
窓際のベッドには、実際の北斗星で使用していたデスクと椅子が付いています。
「北斗星」のA個室ロイヤルを再現した半個室では、周りを気にせずゆったりと「北斗星」の雰囲気を楽しめます。
北斗星の食堂車『グランシャリオ』のパーツを使用したラウンジには、これまで「Train Hostel 北斗星」にご宿泊頂いたお客様の思い出が詰まったスケッチブックや、スタッフが厳選した列車の旅に関するガイドブックなどもご用意しております。
コロナウイルス感染拡大の影響で多くのお客様が来れなくなってしまいましたが、北斗星をご利用して頂いている皆さんからいただくご支援をもとに、この厳しい状況を乗り越え、皆さんを笑顔でお出迎えできるように頑張ってまいります。
スタッフ一同心よりお待ちしております。