名古屋から車で1時間ほどに位置する、岐阜県・郡上八幡。
東京・大阪からも3時間以内でアクセス可能なこの地に、THE OAKは構えます。
また、郡上八幡には名古屋/岐阜・大阪/京都と言った主要都市から高速バスが行き来するため、そちらを利用するのも便利な交通手段のひとつ。
周囲を雄大な山々に囲まれ、長良川・吉田川という2本の清流となり、郡上八幡の街に沿うようにして流れます。
この清流は街の人の生活を支え、衣食住すべてにおいて欠かせない存在に。
また、その水質は非常に優れており、湧き水「宗祇水」は日本名水百選の第一号に選ばれるほど。
また、郡上八幡を語る上で欠かせないのが、
江戸時代に城主が奨励した踊りとして400年間踊り継がれている”郡上踊り”。
7月中旬から9月上旬の30夜以上に渡って踊りが開催されます。
日本一長い盆踊りとして知られ、見るだけでなく一緒に踊ることができるのも
郡上踊りの魅力の一つ。
郡上八幡には、重要伝統的建造物群にも指定される築年数100年近い古民家が立ち並びます。
職人街、鍛冶屋町といった古くからの町名が残っており、街歩きをするだけでも街の情緒を楽しめます。
また、飲食店や商店、旅館が軒を連ねる中に、個人宅も居並ぶなど、観光と暮らしの距離感が近いのも郡上八幡という街の特徴です。そのため、地元の子供たちが川遊びを楽しむ様子や、お酒の席で隣同士並んだ地元の人と話に花が咲く。そんな肩肘はらないゆったりとした時間を楽しめます。
そんな古民家立ち並ぶこの街に誕生したのが、「THE OAK」。もともとは小料理屋を営んでいたという築100年以上の古民家を、1組限定の一棟貸しホテルへとリノベーション。郡上八幡のメイン通りから1本路地に入った場所に構える、隠れ家のような佇まい。
もともとの建物に使われていた梁(はり)や柱、階段といった構造体は残しつつも、こだわりの内装設計・家具選定によって、非日常を体感いただける空間となっています。また、当ホテルはIoT、デジタルツールを活用することによって、今までにない宿泊体験を提供いたします。
さらには郡上八幡の中心地ともいえる場所に位置するTHE OAK。有名な観光名所や飲食店、お土産屋さんにも好アクセス。清流と過ごすくつろぎの時間や、新しい文化の発見・体験、すべてを満喫いただけます。
古くから残る街並みや清流、郡上おどりといった楽しみはもちろんのこと、郡上八幡を語る上で欠かせないのが、食事と工芸品。
THE OAKスタッフが実際に街を訪れ、足を運ぶ中で出会ったのが、郡上八幡で採れた食材と綺麗な水をふんだんに使って振る舞われる料理たち。
郷土料理として知られる鮎や味噌煮、さらにはウナギなど、どれも逸品揃い。その味の理由を考えてみて、すぐに納得。郡上八幡を流れる、水質の優れた綺麗な水が食材の味を引き立てています。
中にはその綺麗な水を求めて、郡上八幡に移住し、お店を出した方もいるほど。醸造所「こぼこぼ」にある地下のナノブルワリーで造られたクラフトビールは、樽から直接タップで注がれるため、グラスを傾けると豊潤な香りと新鮮さ。この街でしか味わえないクオリティをお楽しみください。
こちらは、日本初の小規模蒸留所「アルケミエ辰巳蒸留所」から展開されている、クラフトジン。香り豊かな味わいで高い評価を得てる本作は、出荷量が少なく、日本全国でもなかなか出会えない逸品がこの街で味わえます。郡上八幡を流れる水が、この味を叶えます。
郡上八幡の清流は、食事だけではなくものづくりにもいかされます。こちらは1580年ごろ江戸時代から続く藍染、通称「郡上本染」の様子。天然成分で作られた染め液に漬けては、清流ですすぎ、乾かす。何度もその作業を繰り返すことで、力強い藍色に仕上がりに。
また、郡上本染だけではなく、郡上紬という着物もこの街から生まれました。戦後、のちに人間国宝の指定を受ける宗広力三氏によって、郡上に古くから伝わる“地織り”に改良を重ねて誕生したのが郡上紬。軽く、なめらかで暖かい着心地と、着物では珍しい織りで表現する曲線模様が特徴です。
さらには、郡上おどりには欠かすことのできない、踊り下駄もこの街独自の名産品です。歩くたびに心地よい音を鳴らす踊り下駄は、華やかな鼻緒を選んだら、職人がその場で下駄と編み上げます。徹夜おどりの際には、1日で300足近く編み上げることもあるんだとか。
ほかにも、郡上八幡だけではなく、周辺地域の名産品である美濃和紙や関刃物など、岐阜を代表する工芸品の数々が郡上八幡の街に集まります。
日中、街を散策していると微かに聞こえる川を流れる水の音。山々に陽が落ちて自動車や人の往来が少なくなると、その響きはより顕著に。その音を求めて吉田川にかかる橋へ向かうと、郡上おどりの時期に設置されるカンテラと呼ばれる照明が川辺を彩ります。
カンテラと同じように、郡上八幡では郡上おどりの期間中、街中に吊るされた提灯が点灯し、優しく照らします。下駄を鳴らしながら、夕涼みに浴衣姿で出歩く様子も。
郡上おどりの時期以外にも、さりげなく照らされる石畳や路地。この街では、日中から夕暮れまで、時間の移ろいを贅沢に感じられます。
THE OAKでは、ご紹介した観光や食、工芸品のほかにも、スタッフが実際に足を運んで厳選したトピックスを館内に設置した専用タブレットにアーカイブ。郡上八幡の魅力を最大限に楽しむためのご準備をして、お客様のご利用をお待ちしています。春夏秋冬、どの景色を切り取っても様になるこの街に、ぜひお越しください。