「やちむん」という言葉を聞いたことがありますか。
「やちむん」とは、沖縄の方言で「焼き物」のことを意味します。
“moi”のお部屋では、そんな「やちむん」のある暮らしを体験していただけます。
400年前から歴史を紡ぐ、伝統工芸品を日常に
やちむんのルーツは、沖縄が琉球王朝時代と呼ばれていた1600年代、近隣アジア国との交易のなかで大量に持ち込まれた陶磁器にあると言われています。
naha-de.asobuから車で10分の場所にある「壺屋やちむん通り」は、当時からやちむんの繁栄を支えてきたエリア。現在は40もの陶房が軒を連ねています。
“moi”のお部屋ではやちむんを実際に使っていただけるよう、壺屋やちむん通りで300年以上店を構え、壺屋焼の技術を伝承し、歴史を繋いできた「育陶園(いくとうえん)」の作品をご用意しました。

触れて、使ってみてわかる”やちむん”の味わい深さ
伝統的な技法を用いた古典的な模様、現代にもなじむモダンなデザインまでバラエティ豊かな育陶園の作品のなかから、フリーカップ、マグカップ、酒器をセレクト。

手のなかにすっぽりおさまるフリーカップは、温かいさんぴん茶を淹れたり、氷をコロンといれてアイスドリンクを飲んだりするのにぴったりです。
取っ手付きのマグカップは、目覚めのコーヒーやおやつタイムなどほっとひと息つきたいときのお供に。
酒器には泡盛を注いで、ご家族やお友達と旅の思い出を語り合う夜を楽しんでいただけたらと思います。
※さんぴん茶や緑茶のティーバッグがございます。お酒の提供はしておりません。
目を惹く色合いや絵柄、どっしりとした存在感で食卓に鮮やかな色と温もりを与えてくれるやちむん。ひとつひとつ手作りで焼き上げられた作品は、手にとって眺めれば眺めるほど、また使えば使うほど味わい深くなるものです。

やちむんに彩られる空間と時間を、ぜひ一度体感してみてください。