沖縄に関する本や雑誌を棚に並べた”boma”は、小さな図書館のようなお部屋。
新たな知識や情報との出会いで、沖縄の旅がもっとわくわくするものになればいいなと思います。
沖縄の「知(chi)」と出会えるお部屋
那覇市牧志にあるジュンク堂書店には、沖縄の出版社が出している沖縄関連の本「沖縄県産本」の棚が50列も並んでいます。こんなにも郷土本コーナーが設けられているのは、全国的に見てもめずらしいそうです。
もちろん、沖縄に関する本は全国どこにでも売られていると思いますが、ほとんどが青い海や赤瓦屋根の写真が載った観光雑誌で、そのジャンルや種類は限られているのではないでしょうか。
またインターネットで手に入る本も、自分の興味関心や知っている言葉に近しい内容に絞られるため、ハッと目を見開くような全く知らない世界に出会うことが難しいかもしれません。
そこで”boma”では、沖縄にわざわざ足を運んだからこそ出会える本や雑誌をセレクトしました。
知との出会いは、旅そのものを楽しくする
沖縄在住の編集者がつくる観光雑誌やライフスタイル情報誌、沖縄の人の知恵や昔ながらの慣習が詰まった料理本。
歴史や文化を学ぶことができるアートやデザイン、建築に関する本や、ちょっとローカルでニッチな沖縄の世界に触れることができる小説やエッセイなど。
新たな「知」との出会いは、旅行そのもののの楽しみ方を深めるエッセンスになるかと思います。
メジャーな観光雑誌には載ってない場所を訪れることができたり、何気ない建物の造りから沖縄の人の工夫や生活を感じとることができたり、方言や口癖の意味がわかるようになったりと、目に入る景色が今までと違って見え、耳にする音が今までと違って聞こえるようになったりするかもしれません。
お部屋は外からの光が差し込み、風通しも心地よいです。ソファにゆったりと腰掛けたり、ベッドに寝転がったりしながら、お好きなタイミングで、気になる本から手を伸ばしてみてください。