Izu Cliff House は、1960年代に物理学者とフランス文学者のご夫婦が構想した、モダニズム建築です。ガラス張りのコンクリート造という無機質なデザインなのに、伊豆特有の自然と海の絶景に囲まれ、太平洋に面した崖の上で目の前に太陽が沈むという物語性のある立地。太平洋に面した自然保護区に位置する15,000平米の深い森の中に、まるで自然と共存するかのように建つ小さな別荘。
その半世紀後に10年間放置され廃墟になっていたのですが、「10年間、森の中に眠っていた」という表現の方が正解かもしれません。森の中の蔦をかきわけて見えた建物は、つたに覆われ、自然にのみ込まれていました。廃墟なのに美しく、まさにラピュタのようでした。それから2年半かけて、できるだけ元の姿に戻すべく再生しました。
「ここは日本?」
ここでは、波の音、小鳥の声、木の葉がさらさらという音が聞こえます。目の前の景色には、火山がつくった力強い地形、太平洋、無人島、空、鳥、野花、木々しかありません。一番近いお隣さんは1キロ程離れています。なぜなら、ここは現在では建築をすることができない国立公園の保護区域なのです。どこを見ても、人工物が一切ありません。
訪れたニュージーランド人は、「ニュージーランドみたい」、アメリカ人は、「カリフォルニアのビッグサーみたい」、旅慣れた日本人は「ハワイのカウアイ島みたい」と感じるようです。東京から、たった3時間でどこかの国へいったような非日常が感じられる特別な場所です。大自然を感じ、リセットできる場所として、多くのリピーターさんが帰ってきてくださいます。
「景色に魅了される一日」
南伊豆は、近年ヒリゾ浜が秘境ビーチとして有名になりました。美しいビーチや、景勝地が沢山あります。カヤック、サーフィン、ハイキングとやることにはつきないので、休暇を思いっきり楽しもうと、大忙しの休暇になりがちですが、ここでは時がゆっくりと流れてます。
Izu Cliff House では、自由気ままに海を眺めながら読書したり、ゴロゴロしながらおしゃべりしたり、お腹すいたら南伊豆の海鮮とお野菜でBBQしたり、「なにもしないをする」のが一番適した過ごし方かもしれません。
海の波がなくなったり、雲が通り過ぎたり、空の色が変わったり、満天の星空が見れたり、刻々と変わる景色を一日中眺めながら、大切な人と過ごすだけ。そんな贅沢な時間が待っています。そして、忙しい日常で、思い出すと心休まる場所、そんな場所になることを願っております。
「お籠りステイ」
冒険ではなく、お籠りしてリラックスしたい、そんな旅行もありますよね。Izu Cliff Houseでの滞在をさらに豊かにするサービスをご紹介しています。とっても美しい自家栽培のお野菜で作られたお食事とコールドプレスジュースのケータリング、海を眺めながらのエサレンマッサージ、ヨガなどもご紹介しております。
詳しくは Numero Tokyo の記事を:https://numero.jp/trip-20200727-airbnb/
夏休み期間限定:ボートでしか行けない秘境で冒険
絶景を眺めていると、崖の下の青い海や無人島の周りに行ってみたくなります。Izu Cliff House は、近くの集落・伊浜の伊勢海老漁師「つーさん」と提携し、小さなボートで行くプライベートツアーを企画しました。
Izu Cliff Houseを望む無人島・宇留井島、海からしか見えない波勝崎の絶壁赤壁などで、海と共に生きてきた「つーさん」と遊びながらのシュノーケリング。心優しい「つーさん」と、本物の未開の海を楽しむ時間をお過ごしください。
「ゲスト専用のガイドブック」
お客様の滞在がより豊かになるように、ゲスト専用のガイドを共有しています。ご予約後にお送りします。
それでは Izu Cliff House へのご来館を心よりお待ちしております!