京都府亀岡市。「霧の街」とも呼ばれ、360度美しい山並みに囲まれたのどかな盆地の風景、穏やかな時間が流れる閑静な住宅街に、築100年の大きな古民家をリノベーションしたカフェ「no-mu」があります。
「6ishiki(ムイシキ)」は、その併設宿泊施設として2022年にオープンした、一日一組限定のプライベート貸別荘スタイルの宿となっています。
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚
五感+自分の深い意識=6つの意識を研ぎ澄まし
あたりまえの中に散りばめられたマインドフルネスな瞬間を
体験していただける場所になりますように
6ishikiは、「自分と向き合う時間」を大切にしています。
築100年の古民家に流れる、静かで重厚な空気の中では、
自然と心が落ち着き、自分の意識は内側へと向かっていきます。
プライベートサウナには、他に誰もいない自分たちだけの空間で
心と身体を開放する、なんとも言えない心地よさがあります。
訪れた皆さんには、日常の中に散りばめられた自分と向き合う
“マインドフルネスな時間”を体験していただけたら幸いです。
各部屋には、オーナーであるアーティスト・田中英行の作品が展示されています。
自然光を用いたドローイングのような写真作品や、
日本の伝統的なモチーフをコラージュした作品など、
仏教や自然崇拝をコンセプトにした作品を展示しています。
6ishikiの最大の特徴でもある、総檜造りのプライベートサウナ。
90℃までのお好きな温度を楽しめるフィンランド式ドライサウナで、
お好みでアロマ水をかけてセルフロウリュウを楽しめます。
サウナの後は、地下から汲み上げた地下水の水風呂。
誰もいない自分だけの空間で空を見上げながら外気浴し、
身体いっぱい深呼吸しましょう。
熱を入れたときに立ち上がる檜の香り、夜や早朝の静けさ、
プライベートならではの言葉では表せない開放感をぜひ体感していただきたいです。
客室をご紹介いたします。
1階にはグレーで統一された和室があります。
こちらのお部屋から中庭を眺めたり、そのまま外に出ることができます。
布団を2組ご用意してありますので、1階と2階に分かれて
お休みいただくことも可能です。
1階洗面スペースには下記のアメニティをご用意しております。
湯沸かしケトル、保温ポット、オーブンレンジ、冷蔵庫
グラス、マグカップ、食器、カトラリー
2階にはツインのベッドルームがございます。
昔ながらの梁や土壁をそのまま生かした、趣のある空間になっています。
シャワールームは、中庭サウナスペースから直接出入りできます。
シャワールームには下記のアメニティをご用意しております。
シャンプー、コンディショナー、ボディスクラブ、ドライヤー
バスタオル、フェイスタオル
併設されたカフェ「no-mu」は、一歩入るとつい見上げてしまう、
吹き抜けの広間が印象的な古民家カフェです。営業時間は朝11時から17時まで。
午前中にサウナを楽しんだ後は、湯上がりのデトックスハーブティーをおすすめしています。(季節により宇治和紅茶)
築100年の古民家に流れる静かで寛容な空気の中、
庭を眺めながらコーヒーを楽しんだり、本を読んだり、
執筆活動に専念したり・・・思い思いの時間をお過ごしください。
「京野菜」の70%は、6ishikiのある亀岡市で栽培されており、
野菜が美味しい街としても知られています。
豊かな土壌が育む地元産の食材や、自家製オーガニック野菜を
ふんだんに使ったランチをお楽しみいただけます。
no-muブレンドは、オーガニックのスペシャルティコーヒーのみを使用しており、バランス良く「飲みやすい」と好評です。
大人気のモンブランは、季節に合わせてフレーバーが変わります。
亀岡産の米粉を使った身体に優しいグルテンフリーのマフィンやスコーンは
お持ち帰りも可能。お部屋で朝ごはんにいただくのもおすすめです。
「6ishiki」は、オーナーであるアーティスト・田中英行の曽祖父が遺し、
田中自身の生家でもある築100年の古民家を改修した宿です。
「6ishiki」と「no-mu cafe」の周辺エリアは地元の整備事業の影響を受け、
周囲の古民家が次々と取り壊されていく中で、この家だけは奇跡的に残されました。
アーティスト・その他の仕事の合間をぬって、セルフビルドによる改修を地道にコツコツと進め、ようやくオープンの日を迎えることができました。
亀岡というまちは、どこにでもあるような地方のまちです。
6ishikiがあるエリアも、新しい家が立ち並ぶ住宅街の中。
そんな日常の中にも、見上げれば広い空があり、
緑の香りを含んだ美味しい空気があり、遠くには美しい山並みがある。
自分の体と感じる力があれば、どんな場所にいても、
美しさと安らぎはそこら中に溢れていることに気づくことができる。
”自分を満たす”、そんなマインドフルネスな体験を、
訪れる皆さんに持ち帰っていただけたらと願っています。