ようこそ桑山別邸へ
瀬戸内海と讃岐山脈に挟まれた自然豊かな香川県三豊市。
おむすび山に田畑と民家、誰もが懐かしさを感じる日本の原風景がここにあります。
この地でひっそりと佇む築120年超の大きな古民家を改修し、快適なお屋敷として蘇らせたのが「桑山別邸」です。
ところで三豊はどんなところ?
三豊市は香川県の西側、西讃地区にあります。
北は中国山脈、南は四国山脈と讃岐山脈、西は九州山脈にしっかり守られているので、台風や豪雨などの自然災害はほとんどありません。
日照時間が長く、温暖で穏やかな気候のため、みかん、レモン、シャインマスカットなどの果物や地場野菜が豊富です。また、牡蠣や真鯛など瀬戸内海の魚介類もあり、新鮮な食材には事欠きません。
荘内半島から南北に伸びる長い海岸線は西に開けている希少な地形であり、瀬戸内海に沈む夕陽が海と空を真っ赤に染めるのは圧巻です。
特に父母が浜から見る夕陽は「行ってみたい夕陽絶景ランキング」1位(2018年じゃらん)、「おらが県ランキング 夕日部門」1位(テレビ朝日系2019年5月3日放送)となりました。
また、三豊市には古くから浦島太郎が生まれ育った地として伝えられています。
荘内半島一帯は浦島と総称されていて、あちこちに太郎伝説にまつわる地名、遺跡があります。
太郎は荘内半島の「生里」(なまり)で生まれて暮らしていましたが、「鴨の越」で亀を助けたところ、竜宮城に誘われます。竜宮城から玉手箱を積んで「積」にたどり着き、「箱」で玉手箱を開けました。玉手箱からは紫色の煙が「紫雲出山」に立ち上っていきました。老人になった太郎は「仁老浜」で余生を送りました。
2019年にNY Times紙の「52 Places to go」で瀬戸内が日本から唯一選出されましたが、その際には紫雲出山からの景色が採用されました。
香川県では3年毎に瀬戸内芸術祭が行われます。直島を中心に瀬戸内海に浮かぶ島々で世界中のアーティストの作品を楽しむことができます。次回は2025年です。
三豊市もその舞台です。
2013年開催の瀬戸芸で、現代芸術家の久保田沙耶さんが粟島の旧粟島郵便局を「漂流郵便局」という作品にしました。届けたくても届けられない手紙がここに辿り着きます。瀬戸芸期間終了後も辿り着く手紙は増え続けたため、今も漂流郵便局は開局しています。
瀬戸芸の中心地である直島もクルーザーで一時間ちょっとのところです。
桑山別邸のご紹介
桑山別邸の敷地面積は約1200平方メートル、正面に長屋門、周囲を白壁で囲まれた今では珍しい様式の古い日本家屋です。母屋は敷地のほぼ中央にあり、長屋門との間に中庭、さらに裏庭があります。
実はこの両隣の家もほとんど同じ大きさの作りの家になっていて、この地域は昔から裕福なところだったようです。
長屋門を抜けると母屋までの石畳が現れます。春には枝垂桜や枝垂梅が満開となり、中庭から裏庭に続く庭園には四季折々の草木が目を楽しませてくれます。
一歩玄関を入れば、そこは外観からは想像できない洋館が現れます。オリジナルの梁を活かしつつ天井を外して吹き抜けにした室内は、断熱施工に加え、ほぼ全館に渡る床暖房、暖炉、空調を兼ね備え快適な大空間を生み出しています。
何かアクティビティはありますか?
桑山別邸の周りではいろいろなアクティビティが楽しめますが、そのうちマリンアクティビティを二つご紹介します。
瀬戸内プライベートクルーズ。三豊から貸切運行ができます。詳しくは直接運行会社にお問い合わせください。料金は別になります。
株式会社シーステージ
0875-24-9133
https://setopirika.jp
遊漁船七侑丸(シチウマル)で瀬戸内海の舟釣り。島本船長が丁寧に教えてくれるので初心者の方も安心です。詳しくは直接船長まで。こちらも料金は別です。
090-2832-9876 (船長携帯9:00-21:00)
http://sitiumaru.sakura.ne.jp
初心者の方でもこれくらいは釣れるそうです。
また、ゴルフの好きな方も歓迎です。車で約20分のエリエールゴルフクラブ香川(0875-67-3131、https://elleairgc.co.jp/kagawa/)をはじめ、ゴルフ場はたくさんあります。