|Architecture|
1925年に起きた北但大震災の後、まちを再生する為に次々と建てられた鉄筋コンクリート造りの近代建築「豊岡復興建築群」の中でもひと際目を引く当ホテルは、「旧兵庫県農工銀行豊岡支店」として、当時洋風建築の名手と言われ、関西を代表する建築家だった渡邊節氏による設計です。
様式美と合理性を両立し、ルネッサンスやアールデコの意匠を取り入れた外観やエントランス、シンプルながらも当時の趣きを感じる客室、銀行の窓口があった吹き抜けが開放的なメインホールなど、紡がれてきた歴史とクラシックな雰囲気を色濃く遺した美しい名作建築が6室限定のブティックホテルに生まれ変わりました。
ホテル内には全6室の客室に加えて、ゆったりと過ごして頂く為の宿泊者様専用のゲストラウンジもご用意しており、ビール、ウイスキーやリキュール、地元で人気の珈琲など16種類以上のドリンクがお好きなだけ無料でお楽しめます。
ホテルに併設されたメインホールでは、チェックアウト後のデスクワークや、元応接室を使用した会議など、ビジネス利用も可能で、宴会、各種イベントや展示会等、地域の交流拠点としても利用されています。
当時の時代背景や、細部にまで宿る建築家の意匠に思いを馳せながら、心も身体もリラックスする、名建築で過ごす滞在をお楽しみください。
|Breakfast |
朝日が差し込む名建築のホールダイニングで豊岡の食を感じられる洋朝食セットをご用意しています。
セルフバーでは地元コーヒースタンドの焙煎珈琲やフレッシュジュースなどもお好みで愉しめます。
|Location|
兵庫県の北端に位置する豊岡は、千年の歴史を持つ柳細工のかごを起源とする日本製かばんの一大産地であり、経済・文化の中心地としても栄えてきた歴史があります。
また、京都・大阪からの直通特急列車下車すぐの商店街の中に位置し、関西屈指の温泉街「城崎温泉」や、歴史的な町並みが残る「出石城下町」、白砂と透明度が高いビーチ「竹野浜」などの人気観光地からもほど近く、旅の拠点としてご利用頂くのもおすすめです。
ホテル周辺には魅力ある飲食店が数多く集まっており、日本海の新鮮な魚介類や、神戸牛のルーツである但馬牛をはじめとする地元食材を使用した料理店や、レトロで個性的なBARやスナックなどのナイトライフも充実しています。
このまちの暮らしが好きな当館のスタッフだからこそできる、旅のご提案やまちのおすすめ情報も大きな魅力です。
ぜひお気軽にお声がけください。
お知らせ
長らく運営を行っていたバリューマネジメント(株)は、豊岡市より受託している指定管理期間の満了に伴い、2024年3月31日をもちまして終了となりました。
2024年4月1日以降は豊岡市内で宿泊施設「willow.」を運営する(株)CYCLEが屋号「TOYOOKA1925」にて運営を引き継ぎます。