かつて、質屋やたばこ屋として町の人々に親しまれた築130年の旧松永邸をリノベーション。「地域とゆるやかにつながる縁側(えんがわ)」をコンセプトとして、訪れた方が地域の方々とのゆるやかな交流を楽しめるきっかけをご提供します。
甲佐町は、かつて熊本城城主の加藤清正公がつくらせたという水路が町に張り巡らされるように通っています。"疏水"とは、灌漑や舟運のために新たに土地を切り拓いて水路をつくり通水させること。
「NIPPONIA 甲佐 疏水の郷」という名前には、水と共に生まれ、水と共に生きてきたこの町の歴史を尊重しながら、ここに新たな歴史を積み重ねていくという意味を込め、名付けました。
暖簾をくぐり、まずお迎えするのが暖かな日の差し込む土間のラウンジ。過去と現在、内と外の境目が曖昧な余白のある空間は、旅人をあたたかく迎えてくれます。
ウェルカムドリンクは、県産の茶葉を季節に合わせてひと組ずつ丁寧に淹れております。秋冬はホッと一息つけるような温かいお茶を縁側でゆっくりと。ご到着後のひとときに、熊本の大自然の風味をそそのままお楽しみください。
当時の趣をできる限り残しつつ生まれ変わった2棟3室。
日常の喧騒を離れて大切な人との時間をゆったりと過ごしていただきたく、テレビや時計などのご用意はございません。川のせせらぎや小鳥のさえずりに耳を傾けながら、空間の持つ包容力と開放感をお楽しみください。
甲佐町商店街の連携店舗に見せるとお店からおまけがもらえるKOSA PASS。宿泊者だけが使える地域と繋がる特別なPASSです。
PASSは、明治23年創業の「池田活版印刷所」に特注で依頼し1枚1枚丁寧に作っています。組版で圧でできる凸凹と、折々のインクの微妙な濃淡といった手作り感あふれた素敵な仕上がり。
旅の思い出にご使用後はどうぞお持ち帰りください。
(MAPのQRコードを読み取るとお店の詳しい情報を見ることができる)
昔ながらの街並みが残る商店街は、ゆっくり歩いて片道約15分のコンパクトなエリア。
まずは元パチンコ屋だった建物をリノベーションしたコーヒーショップにふらっと立ち寄り、KOSA PASSでゲットした店主こだわりの珈琲を片手にまち歩き。
数軒隣には、手しごと雑貨と季節ごとの絶品スイーツが楽しめる古民家カフェ。
古物を集めた2階のギャラリーで掘り出し物を探すのも一興です。
ご夫婦で営むこちらのお店は、元は豆腐屋だった建物をリノベーションしました。熊本の果物を中心につくる季節のコンフィチュールはお土産にもうれしい逸品。
商店街の端には、町唯一の老舗和菓子屋さん。昭和51年の販売開始以来、毎日売り切れるという人気の「マシュマロ」は絶品です。
もともと地域活性化のために古民家を再生した当館。すべてを宿で完結するのではく、まち全体でおもてなしをしております。旅の疲れは、ぜひ近くの天然温泉でゆっくり。ローカルに没入する旅をお楽しみください。
まち全体が一つのホテルというコンセプトのため、ご夕食は地域の飲食店をご案内しております。地元ならではの食文化を堪能したい方は、ぜひ事前にご相談ください。
(寿司割烹うおや 当館から徒歩3分)
(甲佐町「やな場」の鮎料理 )
(炭火焼き野乃家 隠れ家のような古民家で囲炉裏を囲んで地鶏を堪能できる)
(古民家イタリア料理店「trattoria San Vito ※現在ディナーは不定期営業)
茅葺き屋根の情緒豊かなあずま屋で鮎料理を提供している「甲佐町やな場」よりお届けする朝ごはん。ひと箱で甲佐町の恵みを堪能できる全品主役の松花堂スタイルで提供いたします。
甲佐町の艶があってもちもちとした食感のお米のお供は、旨味が芯まで沁み込んだ鮎料理や地元でとれた旬の野菜たち。季節によって様々な表情をみせる朝ごはんをお楽しみください。
九州のほぼ真ん中に位置する甲佐町。
阿蘇や熊本城など、様々なエリアに1時間前後でアクセスできます。駅や空港からも車で訪れやすく、長期滞在など九州巡りの拠点としても魅力あるエリアです。
観光もローカルも、熊本の穴場スポットはぜひ気軽にスタッフへ。
もう1つの地元のように、甲佐町の1日の住人になるような滞在をお楽しみください。