ここは伊豆半島の東側、太古の火山活動が生み出した雄大な溶岩台地の上に立地するサウナハウス。
この地には、約150年もの間、先人たちが育んできた漁業の文化が息づいています。急深な地形を巧みに活かした伝統の定置網漁は、今なお私たちの目の前で営まれ、悠久の時を超えて受け継がれる海の営みを垣間見ることができます。
「大海に浮遊する」
その稀有な立地から、のみ込まれそうになる程の大きな海を真下に見下ろし、正面には大島を遠望。
心地の良い薪サウナに入り、ととのいながら波音を耳に、潮風に身を委ね、ゆったりとした時間の中でこの景色を味わうとまるで"海に浮遊している"かのような感覚が訪れます。
室内に一歩足を踏み入れると、約5mもの開放的な吹き抜け空間が広がり、全てのお部屋からこの大海を眺望。地元のデザイナーの手によって織りなされた空間は、眺望やその地の空気と調和し、上質なホテルにいるかのような優雅さと、わが家のようなくつろぎを同時に感じさせてくれます。
大切な方々と過ごす特別な時間。それは、日常を離れ、心震わせる景色と共に紡ぐ、かけがえのない思い出。
みなさまに心ゆくまで感じていただける、そんな滞在になりますことを切に祈っております。