「万葉の人々が愛した景勝の地」
世界遺産であり、「日本一の桜の名所」とも言われる風光明媚な万葉の里、吉野にある集落・宮滝。この宮滝はかつて「吉野宮」という天皇の離宮があった場所で、「壬申の乱」が起こった歴史深い地域です。万葉集にはこの宮滝の景勝を称えた歌がたくさん収められています。
そして清流・吉野川が流れるこの地は関西圏屈指の川遊びスポットとして知られており、川遊びやBBQをする人々で賑わいます。その宮滝で番傘・提灯の職人として暮らしてきた祖父母が遺した築100年の古民家を改装し、「ちょうちんの宿」として運営することにしました。
「清流まですぐ」という立地を活かした、複数の世帯や友人同士など多人数でも使いやすい宿です。歴史や自然の息吹を感じながら吉野観光・川遊びやBBQの拠点として使って頂ければ幸いです。
「歴史・自然・文化」
ちょうちんの宿がある世界遺産の地・吉野は「桜の名所」として世界的にも知られており、世界中から観光客が集まる土地です。そしてその吉野は修験道の聖地であり奈良や京都よりも更に古い歴史を持ちます。
吉野には世界遺産に登録されている金峯山寺・吉水神社・吉野水分神社・吉野神宮など名刹が多数存在し、吉野杉や吉野葛など名産品も多く、山深い里には考えられないほどの歴史や文化が詰まった地域でもあります。
この吉野を中心とした吉野エリアには洞川温泉や十津川温泉、日本屈指のパワースポットと言われる玉置神社や天河弁財天など観光名所もたくさんあります。このちょうちんの宿に滞在する中で、吉野が持つ歴史・文化・自然が折り重なった、ここにしか無い空気をぜひ感じてください。
「時がとまって、灯がともる」
築100年を超える古民家の魅力はそのままに、お風呂やトイレなどは改修済で、どなたにでも使いやすい宿になっています。
ロビーの土間を広く取ったことで、自転車はそのまま屋内に収容頂けます。また、大きな荷物もそのまま土間に置いて頂けます。
寝室は洋室が2つと和室が2つあり、ベッド泊でも布団泊でもお好みで選ぶことができます。部屋数も多いため、小さな子どもがいる家族連れや3世代、友人同士などグループでもぜひご利用ください。
「四季折々の𠮷野の魅力と宮滝」
春の桜、初夏の鮎釣り、夏の川遊び、秋の紅葉、冬のワカサギ釣りなど、吉野には四季折々の魅力があり、年間を通じてツーリングやドライブ、自転車でこの地を訪れる方々が多数いらっしゃいます。
そしてこの宮滝にかつてあった吉野宮は日本最古の離宮です。つまり、宮滝は日本最古の別荘地と言っても過言ではありません。飛鳥時代に歴代の天皇が何度も訪れた、山と川に囲まれた風光明媚な地域で、夏でも涼しく、夜にはクーラーが必要無いくらいです。
宮滝から見える「青根ヶ峰」は天皇家より神聖視され、信仰の対象でもあったそうです。そして宿のすぐ近くを流れる吉野川には「夢のわだ」と呼ばれた、万葉集にもたくさん詠まれている小さな滝も流れています。
宿のある宮滝から吉野山に至る古来の山道は「万葉の道」と名付けられ、森林セラピーのモデルコースとして整備されており、吉野山まで2時間弱、歩いてみるのもおすすめです。この万葉の人々が暮らし、愛した土地の空気をぜひ感じてください。