島の風が通り抜ける、バルコニーが併設された空間。
異国を感じる植栽が広がり、デイベッドに横たわる。
ぼーっとする、空白のひととき。どこかの風景に、思いを馳せる。
そんな無垢の時間から、日常に巡っていく何かは見つかるものです。
川平湾の海を眺め、潮の香り、風の音を感じて。
読書に耽ったり、カセットテープのアナログな質感を楽しむのも素敵な時間です。過ごし方に彩りを足すことで、心地良い空間は如何様にも生まれます。
赴くままに、あなただけの旅をお楽しみください。
無垢の自然と小さな集落の中に佇む。
MEGURU|巡は、元ペンションの建物をリノベーションし整備されました。八重山の風景の移ろいにインスピレーションを得た建築空間は、素材感をもったミニマルな設えの中に、五感を刺激するプリミティブ(原始的)な体験が設計されています。
手触りのある空間から何かを受け取る。
木材や鉄、コンクリートといった根源的な素材を配置することにより、空間に余白を生じさせ、八重山の風景や環境の音、風や波の移ろいといった繊細な自然を感じ取れる空間となっています。
日常に寄り添うモノたち。
MEGURU|巡の客室アメニティや備品は、環境負荷を出来る限り避け、宿泊者が生活者となってなお、息づく日用品を取り揃えています。
自分の暮らしで扱うことはもちろん、大事な人への贈り物でも渡せるものを選定しているため、単純に消費されないモノばかりです。
MEGURU|巡にアメニティや備品を提供しているブランドを、暮らしの伴走者「Life style Partner」と位置付け、繰り返し使えるもの、暮らしに根付くシンプルなデザインのものを導入しています。
書くたのしさや喜びを広げてくれる、Kakimoriの文房具
文字を書く。思いを綴る。文字を簡単に届ける媒体ができた現代だからこそ、情趣ある行為になったように感じます。
「たのしく、書く人」を育むブランド、Kakimoriさんのつけペンと、島の移りゆく色彩から生まれた"MEGURU| 巡"オリジナルのインクを通して、「書く」喜びと魅力を提案しています。
音と環境に出会う、Kankyo Recordsのカセットテープ
”住環境でのリスニング”をテーマに、世界各地のアンビエント・ニューエイジミュージックを厳選。自然音からインスパイアされた楽曲のキュレーションにより、音を通じて暮らしと自然を行き来する体験をデザインしています。
アナログな耳触りと、偶発的な音楽との出会いをぜひ楽しんでみてください。
シンプルな形状と美しい透明度をもつ、Vision Glass
軽やかな口触りなのに、頑丈さも兼ね備えたグラスは、日常の様々な場面に馴染みます。水を注ぎ、氷が踊る音に、耳まで潤いを感じさせる素敵なグラスです。
生命を宿した硝子
おおやぶみよさんに作られた、まるでそれぞれに感情や表情があるような硝子。ラウンジのランプや、客室のシェードにも配置し、有機的な空間を演出しています。一つ一つに顔色があるので、ぜひ手に取ってご覧ください。
散りばめられた五感のギミック
手つかずの自然が残る八重山諸島の言い伝えや歴史を辿り、様々なアイテムに込めています。「何か」に気づくきっかけになれば嬉しいです。
暮らしに馴染む、食の原体験。
「日常茶飯事(にちじょうさはんごと)」という飲食店を1Fに併設しております。
"日常茶飯事"とは"暮らし"そのものです。
当たり前の事をシンプルに行い、暮らしに豊かな時間をもたらします。
日本のご飯の型である一汁一菜をベースにした「飯」。
心と体を整え、五感で味わう「茶」。
土地の素材を活かしつつ、どこの景色にも馴染む普遍的な型を通じて、日々の食を振り返る、そんな「飯」と「茶」を提供します。
おわりに、
ベッドは、お子様含めると最大3名まで寝ることができるキングサイズ仕様です。
ご家族やカップル、お友達、誰でもお楽しみいただけます。
写真にはありませんが、洗濯機とガス乾燥機が施設内にございます。海で遊んだあと水着も洗ったり、長期滞在もできますので、気兼ねなくお過ごしください。
環境に向き合う、自然に寄り添う。
MEGURU|巡では環境面の配慮から使い捨てのアメニティは出来る限り減らして提供させていただいております。歯ブラシ、クシ、シャワーキャップ、ひげ剃り、化粧水、乳液などのアメニティは予め自身でご準備のほどよろしくお願い致します。ご希望される方には、販売もしておりますので、お気軽にご相談ください。また、同様の理由で、ご滞在中希望がある場合のみリネンの交換をさせていただきますのでこちらもご相談ください。
無垢な自然は、鳥のさえずりと共に..。
ヤブや草原の中には、多様な生き物が生息しており、ヤモリやクモなどのいきものも多く見られます。 ときに、MEGURU|巡の敷地内に挨拶回りをされることもありますが、広く温かい心で見守っていただけると幸いです。(どうしても苦手な方は遠慮無くお声かけください。)